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泉区版 公開:2016年4月7日 エリアトップへ

4月1日付で老人福祉センター横浜市泉寿荘の所長に就任した 颯田(さった) 誠司さん 瀬谷区在住 60歳

公開:2016年4月7日

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輝くシニアの支えに

 ○…60歳以上の市民が無料で利用できる老人福祉センター。着任し、まず初めに感じたのは利用者の活動意欲の高さ。施設利用の抽選に数多くのサークルが集まり、いきいきと活発に活動しているのを目にし、「これまでと変わらず皆さまに気持ち良く使っていただけるよう、気配りを大切に管理・運営に努めていきたい」と気を引き締める。利用者との出会いにも期待が高まるばかりだ。

 ○…3月に42年勤めてきた横浜市役所を定年退職したばかり。最後に所属した港湾局では、横浜港の埋め立て地の資産活用などに携わってきた。他にもさまざまな業務を経験してきたが、泉区の福祉保健センターで勤務したこともある。10年ほど前に介護保険の担当係長を務め、緑園都市や弥生台の駅前でPR活動をしたり、泉寿荘へ説明に訪れたり――当時のことはまだ記憶に新しい。「ご縁あって、また泉区に戻ってきました。当時の経験を生かして、お役に立てたらうれしいですね」と目を細める。

 ○…男性向けの料理教室や映画鑑賞会など、センターが企画したイベントはどれも好評。所長としての業務はいわゆる裏方が多い。「自主事業などの企画は、スタッフの頑張りが大きい。私は施設管理など、まずは安全・安心に使っていただける環境づくりを。スタッフと協力し、楽しんでいただける施設となるように頑張ります」と落ち着いた語り口で意気込む。

 ○…市職員やOBを中心とした美術研究会「アーネストクラブ」に所属し、30年を超える。週に一度集まり、デッサンで技術を磨き、油絵や日本画など個々で自由に作品を描きあげる。自身がよく描くのは水彩画。実際に外に出て風景を描くのが好きで、スケッチ旅行も楽しみの一つ。「泉区は調整区域も多く、緑が豊か。絵になるところも多いでしょうね」と創作意欲もふつふつと。今年の展覧会には泉区の風景が並ぶかもしれない。

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