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色・柄・手法、すべてが個性的 パナマの民族手芸「モラ」

文化

掲載号:2016年4月28日号

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生徒にアドバイスする講師の空野さん(左)
生徒にアドバイスする講師の空野さん(左)

 カラフルな布を組み合わせ、細かな柄を描くパナマの民族手芸「モラ」。中川地区センターでは、新橋町在住の空野静枝さんによる教室が開かれている。

 2枚に重ねた上の布の一部を切って縫い代を内側に織り込み、まつり縫いをすることで、下の布の色を覗かせ柄を作る。切り絵のようなイメージだ。現地ではブラウスとしてモラを着用するため、耐久性を高めるために縫い目は非常に細かい。その間隔は1、2㎜ほど。チクチクと根気よく縫っていくため、デザインや大きさによっては完成まで3カ月かかるものもあるそうだ。

 重ねる布の枚数を増やすことで、よりカラフルで複雑な柄を描くことも可能だ。色を複数使うといっても、黒・赤・えんじなどの基本となる色を必ず間に挟むことが決まり。これにより色がゴチャゴチャとせず、全体のバランスが整うという。もっとも多い柄は鳥。他にも動植物や神話などを題材にしたもの、幾何学的な線模様もある。「模様には『ヤドカリが這った跡』など、意味があるんですよ」。余白をできる限り作らず、びっしりと埋めつくすのがモラの特徴だ。

 空野さんのモラ歴はもうすぐ30年。実際にパナマのサングラス諸島にも足を運び、現地の技術や文化を体感してきた。中川地区センターで教室を始めたのは14年前。開講時から通い続ける生徒も数人おり、中には80代の女性も作品作りに励んでいるという。「皆さん、自分のペースで楽しんでいます。バッグにしている人もいますし、そのまま額に入れて飾っても絵になりますよ」と話す。

 教室は同センターで第1・3木曜日の午後に開催。問い合わせは空野さん【電話】045・811・1965。
 

見えないほど細かい縫い目
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