県高校軟式野球の春季大会決勝が5月8日に行われ、横浜隼人高校(瀬谷区)が三浦学苑を破り、9年ぶり7回目となる優勝を果たした。
隼人は初回に先制を許したが、3回に逆転。8回にはさらに1点を追加し3対2の接戦を制した。大会を振り返り、長尾暢仁部長は、「初戦以外は先制された。守備のミスで相手に点を取られることも多かった」と反省点を挙げながらも「軟式はヒットが出づらく、大量得点も難しい。それでも、今回は気持ちを切らさず、しっかりと点を取ることができた」と選手たちの粘り強さとあきらめない姿勢をたたえた。
決勝まで試合ごとにミスを見直すとともに、「走塁」への意識を繰り返し確認してきたという同校。結果、決勝では5盗塁を決め、得点につなげている。
「大会を通してチーム内は前向きな雰囲気だった。点数を取られても取り返せると思っていた。関東大会でも優勝をめざす」と野間康平キャプテン(3年)。また、川野雅人君(3年)は「練習の成果が出て、神奈川県で1位になれたことは自信を持っていいと思う。ただ、過信をしないように今後も練習を重ねていきたい」と話した。
同校が出場する関東大会は5月19日から23日まで千葉県で開催される。
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