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バードカービングサークル「木鳥(ことり)の会」の講師を務める 中村 武さん 領家在住 71歳

掲載号:2016年5月19日号

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鳥の魅力、木で伝える

 ○…「まだまだ日本での認知度は低いけれど、こんなに面白いものはない」と第一声。木材で鳥の姿を形作るアメリカ発祥のアート、バードカービングだ。制作には、節目がなく柔らかい特徴がある東南アジアの木材わざわざ取り寄せるこだわりぶり。鳥を上下左右から見た自作の図面を貼り、ナイフで彫り、絵の具で色をつければ完成だ。サークルを立ち上げて4年。6人のメンバーは、ほぼ自身と同年代。「うまくできすぎると飛んで行っちゃうかもね」など、作業中に飛び交う冗談も心地よいという。

 ○…活動のきっかけは15年ほど前。商品開発の仕事をしていた時に地元・静岡県で見た個展に感銘を受けた。どうしても作家に話を聞きたかったが、清水市在住であることしか分からずしまい。そこで”ダメ元”で「清水市」とのみ書いて手紙を出したところ、本人と連絡が取れ、作り方を教わることに。これを機に、横浜に戻ってからも個展や教室に足を運んで知識と技術を磨き、いつしか自身が魅力を伝える講師として活動するようになった。

 ○…これまで自身が生み出した鳥の数は100羽以上。実物大が基本だが、オジロワシやコウテイペンギンなどモチーフによってはさすがに大きすぎる。そんな時は縮小バージョンで作るが、それでも60cmほどになることも。経験とともに、どんどん美しくなってきた鳥たちだが「始めた当初の作品は見てみるとひどい出来。あげた人には今すぐ捨ててほしいくらいだね」と苦笑い。

 ○…作品づくりでいつも念頭に置いているのは、鳥の様子やとまっている場所、習性を想像すること。メジロなら果実をつつきに来たイメージで、群れで行動するため1匹でなく複数制作。展示する際も生息する環境を意識する。「この辺りでも近年野鳥の数が減っている。生き生きとした姿を残すにも良い手法だと思う」と、窓の外の鳥を優しい眼差しで見つめた。

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