災害ボランティアセンター運営のシミュレーション訓練が6月25日、上飯田地区センターで開催された。
災害が起き、支援の手が必要となった際に、外部からのボランティア受け入れの窓口となるのが災ボラセンターだ。センターでは被災者からの支援活動のニーズ集めや、待機するボランティアとのマッチングなどを行っていく。
この訓練は泉区災害ボランティア連絡会と区社会福祉協議会が毎年、開催場所を変えて実施しているもの。地区センターでの開催は中川、下和泉に続いて3カ所目。今回は会場近隣の地域住民や地域防災拠点のスタッフら61人が参加した。
まずは江尻哲二副代表が4月に起きた熊本地震の例も交えながら、災ボラセンターの仕組みや役割について講演。その後、参加者はグループに分かれて、支援に来たボランティアの立場でセンターでの対応の流れを学んでいった。連絡会の大貫芳夫代表は「参加者は地域のリーダーも多い。訓練で流れを体験してもらうことで、いざというときに役立つはず。また、これをきっかけに連絡会に入ってくれる方が増えれば」と話した。
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