横浜市は7月22日、今年上半期の火災・救急件数等の速報値を発表した。これによると、火災件数は387件(前年同期比18件減)で、過去10年間で最少。この内、住宅火災は156件で出火原因は1位がコンロ、次いでたばこ、ストーブ、配線器具の順だった。
一方、救急出場件数は9万227件(同2910件増)、搬送人員は7万8549人(同2547人増)で、いずれも過去最多を記録した。
1日あたりの平均出場件数も496件となっている。内訳は急病が6万1133件、一般負傷(住宅内での転倒・転落、やけど、熱中症等)が1万5557件、交通事故が5415件となっている。搬送人員を年代別にみると、65歳以上の高齢者が55・1%で半数以上を占め、その内39・4%が75歳以上だった。
同期間中、区内では火災が24件(同9件増)、救急出場件数は3245件(同23件増)だった。
市消防局は「住宅火災での死者・負傷者は、多くが火災の発見と避難の遅れによるもの。早く知るためにも警報器の設置は必須。また、昨年に比べ熱中症が増加している。こまめな水分補給や室温管理で気を付けて」と呼びかける。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|