子どもたちに仕事や人との交流など、さまざまな社会体験をしてもらおうと横浜市教育委員会が毎年開催している「子どもアドベンチャー」。今年は泉区内でも区制30周年を記念し、初めて同企画が実施された。
泉区役所では8月17日、18日に「泉区役所オープンデー」として区役所各課や区内公的機関の仕事に関連した体験や企画を、また泉土木事務所では17日に「参集せよ!泉区こども土木隊員!!」と題して測量や公園遊具の配色体験を実施。両日合わせて、小・中学生およそ500人が参加した。
区役所で行われた企画では、道路標識のデザインと名称、意味を学びながらの交通安全ビンゴゲームは満員になるほどの人気。女児に人気だったのは、人形を使った抱っこやおむつ替え体験。実際の乳児と同じような大きさ・重さで作られた人形を抱き、「思ったより頭が重いし、グラグラする」と驚く声も聞かれた。このほか、選挙の模擬投票や大型タッチパネルを使ったゴミの分別ゲーム、消防隊員の防火衣の試着など、20近くの企画をスタンプラリー形式で巡っていった。スタンプを集めた子どもたちには、泉区のマスコットキャラクター「いっずん」のマスキングテープなどのオリジナルグッズがプレゼントされた。区担当者は「初めての開催でどれほどの人出になるか分からなかったが、想像以上の参加者数で驚いている。楽しんでもらえているようでよかった」と話していた。
土木事務所で行われた体験企画には親子20人が参加した。子どもたちと配色を決定した遊具は、今年度中に塗り替えられる予定になっている。
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