坂の街・緑園地区の高齢化対策としてバスの運行を目指し、推進協議会がバス会社の協力を得て行った実証運行の実績をこのほど公表した。
これによると、昨年12月から2月まで実施した相鉄バス(株)は1日あたりの利用人員目標が294人だったのに対し、実績は平均で123・5人(42%)、2月から4月まで実施した神奈川中央交通(株)は目標の236人に対し、実績は平均56・6人(24%)だった。
協議会では3月に緑園地区の4729世帯に選択式の設問のほか、自由回答欄も設けたバス運行に関するアンケートを配布。回収率は35・4%で、増便や料金の値下げ、時間帯の変更などの意見が寄せられた。
同会の鈴木清文理事は「低調な実績で本格運行への移行が難しい状況」と話す。一方、アンケートで希望の多かった二俣川駅までの路線について、相鉄バス(株)と協議。利用の少なかった朝2便を午後2便に変更したという。さらに乗降者が多かったバス停の一つ、こども自然公園入口(業務スーパー前)に、今年度内を目安にバス停を設置する方向で調整を進めている。
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