上飯田町にある知的障害者支援施設「横浜市松風学園」（黒須正明園長）で11月13日、毎年恒例の松風まつりが開かれた。
まつりは今年で34回目。当日は利用者がクラブ活動で作成した手芸品、農作物などを展示販売したほか、地域の福祉施設等18団体が出店し、およそ８００人の来場者でにぎわった。模擬店の一番人気は大根やネギで午前中に売り切れた。また、ステージ発表には、瀬谷・藤沢の養護学校の卒業生からなる「はっぱオールスターズ」や上飯田中学校吹奏楽部らが登場し、会場を盛り上げた。
松風学園は市内で唯一の公立の知的障害者施設で、入所と通所合わせて約１００人が利用。まつりなど地域と積極的に交流をすることで、学園を知ってもらい、障害者理解を推進する機会づくりに努めている。
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