県自然環境保全センターは1月31日、今春のヒノキ花粉飛散量予測を発表した。これによると、飛散量は昨年より減少し、例年よりやや少なくなる見込みであることがわかった。
調査は、昨年12月14日から28日にかけ、県内4地域40カ所で実施。各調査箇所の10本を調査木として、1本ごとに、花粉を飛散させる雄花の着花量を調査。その状況から0点から10点の点数をつけ、合計値を着花点数(100点満点)とする方法。今回の結果では、40カ所の着花点数の平均値は34・1点で調査開始以来、最も低い数値だった。同センターは、ヒノキ雄花の着花形成は前年の7月から8月の気象条件との相関が高いとし、8月の日照時間が短くなった影響で着花量がやや少なくなった可能性があると分析している。
同センターは昨年12月にスギ花粉の飛散量予測も発表しており、こちらも例年よりやや少なくなると予想している。
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