泉警察署と泉消防署によるテロ災害対策合同連携訓練が2月27日、相鉄線いずみ野駅北口広場とバスロータリーで行われた。
これは2019年ラグビーワールドカップ、翌年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を受け、不測の事態に備えるために行ったもの。
訓練では、駅前広場にいる不審者が通報により駆け付けた警察官の職務質問を受けた際に、刃物を持って抵抗。制圧し、検挙した後、時限装置によって発生した有毒物質により負傷者が出た想定で進められた。有毒物質の検知・負傷者の救出は、陽圧型化学防護服を着用した機動特殊災害対応隊などが対応。救い出した負傷者を可搬型の専用テントに搬送し、シャワーで除染。最後には有害物質を無害化し、警察・消防で合同現場検証をするという流れが確認された。
消防署の山本昭博予防課長は「円滑な連携活動、市民の安心安全の確保という共通目標を再確認できた」と振り返り、警察署の長谷善明副署長は「今後もさらにテロ対策を推進し、行政や関係機関との連携を深めていきたい」と話していた。
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