地域活動の活性化促進や担い手づくりの一環として、連続講座を開催している「泉区まちづくりみらい塾」(佐久間幹雄塾長)の5期生の卒業発表と卒業式が3月11日に泉区役所で開催された。
講座は、自治会・町内会や区内で活動する団体・個人らが、地域が抱えている課題を解決するべく、学び、考え、実践につなげていこうというもの。5年目の今年度は25人が参加。下村直区長による講演やまちづくりみらい塾卒業生の活動現場の見学会など、8月から5回にわたり活動を行ってきた。
最終回の今回は、18人の参加者がそれぞれ挙げた地域の課題について、解決策やそのために必要な費用、大切にしたいポイントなどをまとめ、マイプランとして発表。今回テーマとして設定した人が多かったのが地域の高齢化に関する課題だった。同じテーマでも、各地域・立場・得意分野を踏まえ、世代を超えて交流できる居場所づくりや料理を通した孤立・孤食防止、買い物に不便な地区での移動販売といったさまざまなプランが提案された。
発表後には卒業式が行われ、佐久間塾長から卒業生一人ひとりに修了証が手渡された。さらに今年度は9人が皆勤賞として表彰を受けた。佐久間塾長は今年度の活動を振り返り、5期生のマイプランは実現性があるものが多かったことやこれまでの参加姿勢や考え方には目を見張るものがあったと卒業生を激励。また2年前に卒業した3期生が卒業後にプランを実現したことなどを例に挙げ、「5期生の皆さんも今後、小さなことからでも良いので地域に貢献してもらえたら」と呼びかけた。
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