区内のボランティアグループ・福祉団体の活動や施設のイベント情報を紹介するウェブサイト「パソネット泉」が3月31日をもって閉鎖された。今後はSNSを使った情報発信にシフトしていくという。
団体としてのパソネット泉は、社協が主催したホームページ作成ボランティア養成講座の受講者12人で2004年に設立。以来、「パソネット泉」のほか「泉区ボランティアネットワーク」、「泉区災害ボランティア連絡会」のウェブサイトを運営してきた。
中でも、2007年に開設したパソネット泉では「団体の思いを客観的に正確に伝えたい」「区内の活動を知ってもらうことで自ら活動に参加してほしい」との思いから、会員らが福祉活動の様子を取材・編集。ホームページで紹介し、これまで12万3千超のアクセスを数え「福祉関係の情報と言えばここ」(区内在勤者)と認知されていた。
しかし、近年は会員数の減少や高齢化、新規会員不足もあり、これまでと同じような質を維持していくことが難しくなっていた。またSNSの普及で、より多くの人が情報発信できることから、関わっている人が直接投稿することで、より情報の即時性や多様化が進むのではという会全体の思いもあり、今回のサイト閉鎖に至った。
長く代表を務めてきた江尻哲二さんは「ボランティアネットワークだけでも90近い団体がある。それぞれが自由に情報を投稿できるようになれば、区内全域の情報が今まで以上に集まってくると思う」と話す。
現在、パソネット泉をのぞく2つのサイトは基本情報のみで継続し、日頃の活動や参考情報はフェイスブックへと切り替わっている。また、パソネット泉については社協を中心に新たな仕組みを検討中だという。
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