泉警察署(則次誠二郎署長)は、5月31日までの「九都県市一斉 自転車マナーアップ強化月間」に合わせ、利用者らに交通ルールの遵守を呼びかけている。
2016年の泉区内の交通事故発生件数は401件。その内、自転車事故は92件で、事故全体に占める割合は22・9%と高くなっている。今年に入ってからも4月24日までの段階で、同時期の前年を上回る38件の事故が発生している。泉署では「ここ数年、自転車事故は前年を上回るペースで発生し続けている。利用者が急激に増えたということはないので、一人ひとりが安全への意識を高めることが大切」と話す。
自転車事故で多いのが、信号機のない交差点の一時不停止による自動車との出合い頭の衝突だ。こうしたケースでは、自転車は人よりもスピードが速いため、大きな事故になりやすいという。泉署は対策として自転車利用五原則【1】自転車は車道が原則、歩道は例外【2】車道は左側を走行【3】歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行【4】安全ルールを守る【5】子どもはヘルメットを着用の徹底を挙げ、「自転車も乗れば車の仲間入りということを忘れないでほしい」と話している。
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