泉区災害ボランティア連絡会(大貫芳夫会長)が5月13日、泉区役所で総会を行った。会では前年度の事業報告などが行われたほか、会員の不足や高齢化といった課題が共有された。
総会の冒頭で大貫会長は昨年発生した熊本地震や台風被害などに触れ「我々はいつ何が起きるか分からないという課題を地域の中に抱え込んでいる」と話し「日ごろから顔の見える関係を作ることが何かの時に役に立つ財産になる」とあいさつ。会の終盤には会員が不足していることについて出席者からも指摘があり、江尻哲二副会長は「各地域の防災拠点で活動している人にも会員になるよう呼びかけていく」と答えた。
同会は、区内で大規模災害が発生しボランティアの支援が必要となった場合に、区役所や泉区社会福祉協議会などと協力し「災害ボランティアセンター」を立ち上げることを目的に活動。同センターは、ボランティア活動を行う人と、支援を必要としている人を調整する組織で、連絡会では災害時にセンターが機能するように日ごろから話し合いを重ねている。
同会への問い合わせは【電話】045・802・2150。
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