ブースで質問する相談者
社会福祉法人いずみ苗場の会（森雅明理事長）が７月８日、泉地域活動ホームかがやきで保育・福祉に関する就職相談会を開催した。この日は同法人が運営する保育園や障害者施設など５つの事業所がブースを出し、福祉分野に就職を考えている人の疑問に応え、仕事の魅力を伝えた。
同法人が就職相談会を開催したのは今回が初めて。背景には、福祉業界全体で起こっている人手不足の問題がある。「人間が人間にサービスをするのが福祉」と話す森理事長。過去には、同法人が運営する保育園でも職員がいないために利用者を増やせないなどの問題に直面したという。
人手不足の要因は、福祉へのイメージの変化や施設数の増加などさまざまなことが考えられる。相談会の開催を提案した苗場保育園の藤田淳志園長は「待っていても人は来ない。働きたいと思っている人に対して、きちんとアプローチする機会を作りたかった」と話し、相談会を振り返った。
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