株式会社横浜DeNAベイスターズ(岡村信悟代表取締役社長)は20日、野球競技人口の裾野拡大を目指す新プロジェクト「やきゅうみらいアクション」を発表した。小学校などで導入されている「ティーボール」を未就学児向けにアレンジした新競技「BTボール」の普及を図り、9月には園児対象の大会を横浜スタジアムで開催する予定。
近年、小中学生の野球競技人口は全国的に減少傾向で、10年前と比べて小学生で約6万人減、中学生で約11万人減となっている。今回のプロジェクトは、こうした現状に歯止めをかけようと動き出したもの。未就学児や小学校低学年の子どもたちに「BTボール」を通して野球の基本動作である「投げる」「打つ」「捕る」にふれてもらい、まずは野球の楽しさを伝えることを主眼としている。
「BTボール」は通常のティーボールよりもルールを簡素化し、得点しやすくしてあるのが特徴。ルール作成には球団のスペシャルアドバイザー・三浦大輔さんも関わっている。岡村社長は「今回の取り組みがひいては野球界全体の発展につながっていけば」と期待を込めた。
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