横浜泉郵便局と区内12の事業所が協賛し、このほど振り込め詐欺に対する注意喚起を目的とした「かもめ〜る」５７６０枚を作成。一般家庭に配達された。
泉警察署によると、今年１月からの区内における振り込め詐欺の被害件数は８月３日現在で36件（未遂２件含む）。被害総額は約６８００万円に上る。昨年１年間の被害金額をすでに大幅に超えており、まさに非常事態となっている。こうした中「被害防止に役立てれば」とはがき作成に至った。表面には協賛企業の広告が印刷され、裏面には、詐欺被害への注意を促す様ざまなメッセージが記載されている。
配達を前にした８月３日には協賛事業所の代表者、泉郵便局長らが出席し、泉警察署で完成したハガキの贈呈式が開かれた＝写真。則次誠二郎署長は「これだけ多くの事業所が協力してくれるのは大変ありがたいことです。引き続き被害防止に全力を注ぎたい」と話し、被害が１件でも減ることに期待を寄せた。
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