8月23日に宮城県で開催された「第46回全国消防救助技術大会」で、引揚救助の部に出場した中田特別救助隊が減点なしの78秒4で実質「全国3位」の成績を残した。個人種目ではしご登はんに出場した百百裕太消防士も減点なしで入賞。同署から2種目出場・入賞するという快挙を成し遂げた。
同大会には全国から選出された約1千人が参加。全国大会は順位を付けないため、減点がないチームはすべて入賞となる。引揚救助の部に出場した中田消防出張所の中田特別救助隊は、入賞チームの中のタイム順で3番目だった。
リーダーの寺村尚悟消防士長(33)、桝澤康平消防士長(27)、平澤麟太郎消防士長(24)、灰谷明俊消防士(29)、安西隆佑消防士(25)の5人で挑んだ同種目。今年1月から練習を始め、市、県、関東の各大会を上位通過。全国大会への切符をつかんだ。
大会当日は「全国大会ならではの緊張感や観客の声援を感じた」という寺村さん。号砲とともに「中田いけ!」と仲間や家族から声援が飛んだ。緊張からミスが出たものの減点はなく、78秒4のタイムで競技を終えた。1位とは0・9秒と僅差だった。
また、同大会ではしご登はんに挑んだ岡津消防出張所の百百裕太さん(31)も、減点なしの18秒2で入賞。「実力を発揮できずに悔しかったけれど、これからは後輩を育てていきたい」と話した。
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