泉警察署は8月29日、防災週間に合わせ災害救助犬を活用した防災訓練を実施した。
災害救助犬は、災害などで倒壊家屋に埋もれた人を発見し、人命救助にあたる警察官らに吠えて伝える役目を担う犬。各地の現場で命を見つけるスペシャリストとして活躍している。
この日は、上飯田町にある「大島ドッグトレーニングスクール」から救助犬3頭と女性訓練士3人、署員35人が参加。基本訓練の実演や模擬家屋に閉じ込められた被災者を発見するまでの流れを確認した。
泉警察署によると、1995年に発生した阪神淡路大震災をきっかけに、神奈川県警が災害救助犬の民間嘱託を始め、現在は7頭がいるという。同スクールの大島かおり代表は「災害救助犬がどのような動きをするのか知ってもらういい機会になった」。また、泉警察署の長谷善明副署長は「災害救助犬について学ぶことができた。今後の警察活動に役立てたい」とそれぞれ話した。
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