区内在住の石井マサ子さんが11月22日に開かれた「全国社会福祉大会」で社会福祉功労者厚生労働大臣表彰と全国社会福祉協議会会長賞を同時受賞。12月1日に泉区役所を訪れ、額田樹子区長に報告した。
大会は多年にわたり社会福祉の発展に功労のあった人を表彰することで、一層の活躍を期待するとともに、社会福祉の更なる充実を目指す機会とすることなどが目的。毎年、厚生労働省、全国社会福祉協議会、中央共同募金会がそれぞれ表彰を行っている。
石井さんは1993年に民生委員・児童委員に委嘱され、これまで24年に渡り活動を続けてきた。同委員は、担当区域での住民の様々な相談に応じ、それを支援先などへとつなぐ、いわばパイプ役だ。活動開始当初は「相談に応じるというより、私が地域の皆さんからいろいろ声をかけて頂いて、とてもうれしかったことを懐かしく覚えています」と振り返る。昨年12月からは泉区民生委員・児童委員協議会会長も務めているほか、泉区社会福祉協議会副会長、人権擁護委員でもある。
今回、石井さんが民生委員・児童委員功労者としての同時受賞した両表彰は、いずれも現職であることや在職期間、これまでの表彰歴などの資格があり、受賞すること自体が長年、地域で活動してきた証でもある。石井さんは、「何よりも『ありがとう』という言葉を頂いた時のうれしさが一番。そして、地区の委員をはじめとする仲間の協力と家族の理解があってこそできている活動だと思っています」と頭を下げる。
石井さんの来庁を花束で迎えた額田区長は「日頃から多方面でご活躍頂いていることに改めて感謝を申し上げます。また、このたびの受賞、誠におめでとうございます」と祝福した。
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