市会報告 特別自治市で変わる町 横浜市会議員 げんなみ正保
特別自治市の早期実現を
横浜市は、道府県と同等の権限を持つ「特別自治市」制度の実現を目指しています。人口減少・超高齢社会の中、現行の制度では効率的かつ充実した行政サービスの提供を考えると課題が残ります。事務権限が分かれていることによる市と県の二重行政、仕事に応じた税財源が確保されていないことなどは、その一例と言えます。
これが実現すれば、その効果は行政費用の削減にとどまりません。例えば、現在は神奈川県管轄の幼稚園を、保育園と共に市が所管し、効率的な子育て支援策が展開できるでしょう。また、区役所の機能強化により、地域の特性に応じた課題を解決しやすい仕組みも期待されます。
泉区では、全国に先駆けて地域協議会を立ち上げ、課題解決への提言や区の事業評価など住民自治の新たな取り組みが進んでいますが、特別自治市が実現すれば、更にきめ細かな行政サービスへとつながります。
特別自治市の実現には法改正が必要です。29年度からは県から政令市へ教職員人件費が移管されるなど税源移譲も進んでいますが、法改正の議論は未だ道半ばです。税収減による県内自治体への影響など、考えるべき課題も多いのも事実ですが、議論を重ね早期実現を目指してまいります。
赤坂橋に右折信号機
「赤坂橋交差点は、湘南台方面・萩丸方面から環状4号線への進入口となっているため、右折車両が多く混雑している」との声を受け、早速、現地を確認。平成28年11月14日付で、泉警察署に右折信号機の設置を求める要望書を提出しました。このたび、同署のご尽力により、設置が完了し、喜びの声を頂きました。
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