「綺麗になることは嬉しい」と語る新田さん
「ウェルカオリ」や「ケィセティ」など美容室６店舗経営し、２０１５年に横浜マイスターにも選出されている新田景子さんが３月28日、下和泉地区センターで「人を育てる」と題し講演を行った。
新田さんは川崎市出身。高校卒業後に民間会社に勤務したが、美容師の夢を捨てきれず美容学校へ。30歳で独立し、１９９５年には県優良衛生技能者表彰、県優秀技能者表彰を受賞。また、２００７年には県保健衛生表彰を受賞している。
新田さんはこれまでの経験を振り返り、「人に恵まれていた」と時折涙ぐみながら語った。また、店舗のスタッフをまとめる代表としての心構えを「学びは自身の糧になる」と説明。スタッフが様々なコンテストで優秀な成績を収めるためにも「時間をかけて学ばせるということを惜しまないことが大切」と力を込めて語った。
また、講演の最後には「前髪で10歳若返り」と題し、マネキンを使って実演。インナーカラーで髪を染めることでお洒落に見えると説明し、参加者は身を乗り出して見学した。新田さんは「女性の美しさは心の優しさ。感謝の気持ちを忘れないで」と締めくくった。
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