消防職員の技術向上と成果発表などを目的とした「神奈川県消防救助技術指導会」が6月12日、厚木市の県総合防災センターで開かれ、泉消防署中田消防出張所の特別救助隊が「引揚救助」で1位となり、関東大会出場を決めた。
引揚救助は5人1組(要救助者役1人含)。うち2人が空気呼吸器を装着し、7メートル下に降下。搭上2人、搭下2人で要救助者を引き上げる種目だ。大会では、救助から脱出までの安全確実性と所要時間が評価される。メンバーは「日頃から確実な動作に気を付け訓練を行ってきたのが勝因。めざすは全国大会出場です」とすでに次を見据えている。全国大会出場を懸けた関東大会は7月5日、東京消防庁夢の島消防訓練場(江東区)で開かれる。
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