今年4月に中田東に完成した、中田宮ノ前学童保育所「そよかぜクラブ」の開所式が6月17日、施設に隣接する宮ノ前公園で行われた。
当日は額田樹子泉区長をはじめ、行政や学校、自治会関係者、保護者ら約150人が出席し、中田地区5カ所目となる学童の新たな門出を祝った。
多世代交流の架け橋に
同クラブは市の助成事業で新設された多世代交流スペース「宮ノ前テラス」の建物2階に入居。現在、東中田小の児童約40人が通う。テラスは9月の正式オープンを目指してプレイベントを開催中で、開所式当日もカフェとして開放。運営主体のNPO法人宮ノマエストロ代表の高橋裕子さんは「夏休み中の昼食配達など、学童の子どもたちに利用してもらえるようなサービスも検討していきたい」と今後の展開に期待する。また施設の家主としてテラス運営にも関わる奥津彰さんは、同じ建物内に学童があるメリットに触れ「理想以上の施設」と喜んだ。
同学童保育所運営委員会副委員長の伊藤照秀さんは、開所に至るまでの地域の支援に感謝の言葉を述べながら「学童保護者が子育て世代をつなぐ役割を担うなど、多世代交流の場を一緒に盛り上げていけたら」と話した。
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