台風シーズンを前に、風水害対策への連携を深めようと、横浜市泉消防署・瀬谷消防署・消防局警防課・中消防署、藤沢市北消防署、大和市消防署南分署による3市合同訓練が7月24日、境川遊水地公園脇の境川で実施された。
近年、大型の台風やゲリラ豪雨と呼ばれるような局地的大雨が頻発傾向にあり、浸水や増水により要救助者が発生した場合の救助といった災害対応力の強化は重点の一つとなっている。
この日は3市の計12隊から48人が参加。流された人を、救助ロープを活用して救出する方法と水深約3メートルに水没した人を水難救助部隊の隊員が潜水して救助する方法の2つについて、その動きを確認した。
また、大和市消防署の職員はドローンを操作し、約15メートル高さから要救助者の創作や救出活動の情報収集活動を実践。それらを指揮本部に情報提供し、救助活動に役立てた。
泉消防署の三宅海予防課長は「横浜市、藤沢市、大和市の市域にまたがる災害対応も発生し得る。それを考えても、有意義な訓練となったと思います」と話した。
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