新橋地区社会福祉協議会(舩越みさ子会長)がこのほど、中川地区時代からこの30年の活動をまとめた「30年史」を作成した。活動記録に加え、今ある活動を次世代へ受け継いでいくため、後進に向けた”ガイドブック”としての意味合いも込めた。
新橋地区社協の間で冊子作成の話が持ち上がったのは昨年の夏ごろ。地域では高齢化が進んでおり、将来を見据えたとき、活動継続のためには、新たな力が不可欠だ。しかし、「これまでの歩みを知らなければ任された方も困るだろうし、道しるべのようなものが必要」という結論に至った。ちょうど中川地区時代から数えて30周年にあたる年だったこともあり、「30年史」という形で記録を残すことにした。
当初は昨年度末に完成する予定だったが、地区社協の初の記録でもあり、内容はもちろん、文章の表現方法に至るまで委員らが納得するまでこだわった。結果、想定以上に原稿の入稿管理と校正に時間を要し、このほどようやく完成にこぎつけた。
冊子はA4版36ページ。「発足当初から現在までの主な出来事などを記した年表は特に力を入れた。各事業の実施期間が分かる経過表もこだわり」と編纂責任者の筒井勝大さん。1千部を製作し、連合自治会内で回覧するとともに、図書館等に設置する予定だ。
舩越会長は「今できるすべてを詰め込んだ。新橋地区にとって役立つ一冊になれば」と話した。
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