区民手作りによる本格歌舞伎「横浜いずみ歌舞伎公演」を前に10月１日から５日まで区民ホールで衣装・小道具展が開かれた。役者がその年の公演で実際に着用する衣装や使用する小道具を間近で見ることができる恒例の企画。期間中、会場には、華やかな衣装がずらりと並び訪れる人たちの目を楽しませた＝写真。
いずみ歌舞伎は今年で23回目。区制10周年記念事業の一環として、大正から昭和の初めにこの地で活躍した「市川花十郎一座」の功績を受け継ごうと旗揚げされた。手作りと言っても演技から衣装、小物に至るまでプロの指導を受けており、完成度の高さが評判だ。
今年は10月20日（土）・21日（日）に泉公会堂で開かれる。午後１時開演。チケットは区役所、地区センターで発売されているほか、当日券もあり。保存会の馬場勝己会長は「稽古も大詰めの段階。ぜひ皆さんでご来場を」と呼びかけている。
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