特別対談 横浜にカジノはいらない ふもと理恵・山崎誠がまちづくり語る
泉区で活動する立憲民主党の市会議員・ふもと理恵と党政調副会長で神奈川県第5区(戸塚・泉・瀬谷)総支部長の衆議院議員・山崎誠が横浜の未来のため、カジノについて語りました。企画・制作=ふもと理恵事務所
山崎 昨年7月、カジノ法案が成立しました。IR(統合型リゾート)法と呼ばれていますが、主な内容は、刑法で賭博罪として禁じているカジノを国内で3カ所だけ例外的に認めるものです。
ふもと なぜ今、カジノを認める必要があるのでしょう?横浜にカジノはいりません。
山崎 日本のギャンブル市場に興味を示している企業の声に押されているのだと思います。
ふもと 2017年に横浜を訪れた観光客は約3631万人に上ります。まず横浜、そして日本ならではの魅力を発信し続けていくことが第一だと思います。
山崎 ただし工夫が必要で、キーワードは「体験」です。景観や伝統芸能、固有の文化など、魅力はたくさんあります。これらを単体ではなく、体験付きの企画にする。そうすることで、旅の思い出が一層心に刻まれるのではないでしょうか。
ふもと 新たに訪れる人とともに、リピーターを増やすことも大切ですから、周囲の人に教えたくなる体験企画は有効ですね。その意味でも、やはりカジノに頼るべきではないと思います。
山崎 ギャンブルは、一度はまると抜け出しにくいものです。依存症に苦しむ人は300万人を超えると推計され、当事者を支える家族も考えると状況は一層深刻です。
ふもと すでにある問題にも関わらず、さらに新たなギャンブルを生み出すことで、苦しむ人々を増やしてはなりません。横浜は、開港以来160年の歴史の中で、さまざまな文化や景観を育て、築き上げてきました。【目先の利益】で、これまで育んできた街の魅力を損なってしまうのは私には耐えられません。市民のみなさんの思いを受けとめ「横浜にカジノはいらない!」と声を上げ続けていきます。
■ふもと理恵事務所
泉区中田東3の15の9
【電話】045・801・8739
■山崎誠事務所
戸塚区戸塚町474の5の2F 【電話】045・438・9696
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