国際親善総合病院(安藤暢敏病院長)で7月27日、小学生が医師や看護師の仕事を体験できる「キッズセミナー」が開かれた。子どもたちに医療従事の魅力を伝えようと、今回で10回目の人気イベント。この日は公募で集まった40人の小学生が参加した。
子どもたちは小さな白衣を着て、外科や救急、リハビリ、放射線などのコーナを順番に体験。そのほか、災害などの状況下で緊急性や症状の重症度から治療の優先順位を決定する「トリアージ」の方法も学んだ。
実際の医療器具を使った手術体験では、生肉を電気メスで切る場面も。子どもたちは少し緊張した様子だったが「電気でどうやったら切れるのか、仕組みが分かって楽しい」と話していた。
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