西が岡小学校(境伸泰校長)で定期的に開かれている地域交流活動が人気だ。学校と地域をつなぐコーディネーターが地域の力を発掘。児童らに日々の授業とはひと味違った多様な学びの場を創出している。
西が岡小学校の学校・地域コーディネーターは2011年から配置され、現在3人が活躍中。校内の環境美化活動や家庭科サポーター、読み聞かせ等のイベントの企画・運営を行っている。そのひとつが地域とともに子どもを育む地域交流活動だ。
約2カ月に1度、第4土曜日に図書館等を開放し、ミニ音楽会や生け花、親子の料理教室など様々なジャンルのイベントをこれまで70回以上。講師は地域企業、各種有資格者の保護者、サークルや活動団体の代表者ら。コーディネーターたちのネットワークを生かし、人が集まる企画に結び付ける。近隣住民が参加できるイベントも多く、参加者は年々右肩上がり。先月開かれたプログラミング・サイエンス教室では12人のボランティアと40人の子どもたちが参加している。
枠組みがスタートしてから保護者の来校も増え「自然と地域と繋がる機会も増えてきた」と境校長。コーディネーターの一人は「学校が地域と共にあることに変わりはない。児童だけでなく、地域の人の笑顔も溢れる活動として続けていきたい」と話す。
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