神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2020年1月23日 エリアトップへ

泉火災予防協会の会長を務める 清水 隆男さん 和泉町在住 73歳

公開:2020年1月23日

  • LINE
  • hatena

全ては愛する泉のため

 ○…延焼火災による被害の軽減を図るためにも、初期消火器具の普及は欠かせない。こうした中、会が消火栓の更新に伴い、昨年度から本格的に開始したのが「新型消火栓カギ」の配布だ。防火防災管理者講習など、様々な研修を通し防火・防災に取り組んでいる泉火災予防協会。現在、219の企業所等が参加。区内の火災件数は年々減少傾向にあるというが「引き続き、各団体と連携し泉の防災力向上に努めていきたい」。

 ○…20歳の頃に消防団に入団。以来、自分たちの地域は自分たちで守るのが当たり前の意識の中で暮らしてきた。同協会には発足当初から所属し、5代目会長に就任して4年目。様々な顔をもつが、自身の火災予防に関わる活動歴も半世紀が過ぎた。「話をもって和をなせば大きな輪となす」。これが自身の信条であり、周囲にも必ず伝えている合言葉。普段から培ってきた強固な繋がりの輪は、いざという時にも必ず力になると信じている。

 ○…大学卒業後、親族の運送業を手伝う中で、子育てに追われ、働きに出られない母親たちが多いことに気づいた。「子どもを安心して預けられるような場所が必要だ」。思い立ったらすぐ行動に移すタイプ。1974年に泉ヶ丘幼稚園を開園。当初は経済的に苦しい時期もあったが、どんな時も支えてくれた家族や仲間、そして園児の笑顔が、いつも自らを奮い立たせた。

 ○…終始穏やかな笑顔が印象的で、子どもたちの頭を撫でる手はすこぶる優しい。泉ゆめが丘土地区画整理組合の理事長や、泉伝統文化保存会副会長など数々の肩書は、愛する泉区のため。「泉区の新たな魅力の創出、そして古き良き文化の継承。どちらも大切にしていきたい」

泉区版の人物風土記最新6

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市内在住 60歳

3月28日

中山 懐利(かねとし)さん

3月末で閉校するいずみ野小学校の学校運営協議会会長を務める

中山 懐利(かねとし)さん

和泉町在住 86歳

3月21日

平川 一博さん

60周年記念誌を発行した和泉町わかば会の会長を務める

平川 一博さん

和泉中央北在住 70歳

3月14日

成田 はるかさん

昨秋に続き、3月30日に和泉遊水地でのフリマを企画している

成田 はるかさん

上飯田町在住 43歳

3月7日

小松 久子さん

全国大会で実績を挙げている横浜緑園高校軽音楽部を顧問としてけん引する

小松 久子さん

横浜緑園高校在勤

2月29日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook