今年創立50周年を迎える神奈川フィルハーモニー管弦楽団。これを記念し県内10カ所の巡回公演などの記念事業を行うことになり、1月17日には神奈川県との共同記者会見が県庁で開かれた。
「フューチャーコンサート」と題した巡回公演は5月9日の海老名市文化会館を皮切りに、来年3月まで横須賀、茅ケ崎、秦野、川崎、藤沢、小田原、相模原、鎌倉、大和の10市で開催。地元の合唱団やアーティストとの共演など各会場ならではの要素を入れつつ、オーケストラの魅力を味わえる名曲も演奏する。
11月21日には横浜みなとみらいホールで祝賀演奏会「千人の交響曲」を開催。県内の合唱団など300人以上の特別合唱団と共にマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」を演奏する。
就任当初から同曲の演奏を熱望してきた常任指揮者の川瀬賢太郎氏は「音楽がある生活の素晴らしさ、豊かさを感じて頂く機会になれば」と話した。
神奈川フィルにとっては債務超過による存続の危機を乗り越えてたどり着いた50周年。上野孝理事長は「支えて頂いた地元の皆様に良い音楽を届けることが、記念行事として望ましいと考えた」と説明した。
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