災害時における地域と福祉施設の連携を深めようと、岡津新町町内会(森駿也会長)と、社会福祉法人睦愛会 (佐藤冨士郎理事長)の「緑園都市睦愛園」がこのほど、災害応援協力に関する覚書を締結した=写真。
近い将来、発生の切迫性が指摘されている大規模地震等に備え、日頃から地域での顔の見える関係づくりは不可欠。
この覚書は、災害時に地域住民が施設利用者等の避難誘導や初期消火にあたる一方、地域住民が被災した場合は、施設側が避難者の見守り等の応援活動に当たるといった、相互援助体制を約束するもの。これまでに区内各所で締結されており、今回で23件目。
2月18日には締結式が開かれ、森田清泉消防署長をはじめ、各関係団体・施設の代表者らが立ち会った。
森会長は「今後も何が起こるか分からない。覚書が結ばれて終わりとならないようこれからの活動を通じてお互いの関係を築いていきたい」。佐藤理事長は「昨今、自然災害が多く発生している中、施設だけでの対応には限界があるため、大変心強い取り組み。今後、更に連携を強めていきたい」と話した。
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