泉警察署は、新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した特殊詐欺の手口が今後増加する可能性があるとして注意を呼びかけている。4月に入ってから、区内では既に2件の相談が寄せられているという。
今年1月から4月22日現在までの期間に泉区内で発生した特殊詐欺の認知件数は12件(昨年同期比マイナス4件)、被害総額は1080万円(同マイナス240万円)。
詐欺は、世間の流れに乗じて様々な手口が横行するもの。既に、泉区管内では新型コロナウイルス感染症に関わる詐欺電話の相談が4月に入って2件確認されている。
実際の手口としては「神奈川県新型コロナ感染症緊急対策室」など、架空の組織を名乗り「特別給付金の申請書を家に届ける」といって個人情報を聞き出そうとするもの。電話後、署に連絡があり、実際の被害は防ぐことができたという。
小林仁司署長は「今後、実際に給付申請が始まれば、不安や混乱に便乗した手口が更に増える恐れも。警戒を一層強化していく」と話した。
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