泉公会堂が随時発信しているツイッターが今、ちょっとした話題となっている。一般的に公共施設が運営するアカウントは、イベント情報や館の利用状況の発信などに利用されるケースが多い。一方、同館のツイートはそれらに加えて、区内の風景や自然、文化、鉄道、食などの日常の一コマを発信しているのが特徴だ。時にフォロワーからの質問に回答したり、会話を楽しむこともある。さらには区外の他の公共施設の情報を積極的にリツイートして共有するなど、その使い方は独特だ。
まちの一員として
こうしたSNSの運用方針について、佐藤智弘館長は「公会堂として掲げているのが『施設はまちの一員』」という考えなんです。だからこそ、泉区と同じように公会堂にも思い出と思い入れをもってもらいたい」と話す。一見、公会堂の運営とは関係が無いように見える情報発信は泉区、更には公会堂の認知アップにつなげようとする努力でもある。
最近ではツイッターをきっかけに泉公会堂の存在を知ってくれる区内外の人も増えている。なかにはわざわざ訪れて外観の写真を撮り、訪問を報告してくれる「ファン」もおり、実際に館の利用にもつながっている。「これからも公会堂、そして街の元気につながるような発信を続けていきたい」と佐藤館長。
同館のアカウントは2018年4月に開設し、現在、フォロワー数は約500人。
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