横浜市は12月1日から、これまで2つあった新型コロナウイルスに関する電話相談窓口を一本化し、24時間体制としている。
今年2月から運用している「新型コロナウイルス感染症コールセンター」は感染症の特徴や予防法など、全般的な相談を受けていた。もう一方の「新型コロナウイルス感染症帰国者・接触者相談センター」は息苦しさや高熱などの強い症状が続くなどしている人を対象にしていた。
2つの窓口は対象が異なるが、市によると、コールセンターに症状が出ている人から問い合わせがあるなど、混同が見られたという。市の発表では2つの窓口は11月前半、1週間で約2千件の電話相談を受けていた。
そこで、窓口を「新型コロナウイルス感染症コールセンター(帰国者・接触者相談センター)」に一本化。これまで午前9時から午後9時までだった受付を24時間対応にしている。従来は2つの窓口で計40回線だったが、一本化後は50回線、来年1月には80回線へ増設する。
新センターの連絡先は【電話】045・550・5530(これまでの感染症コールセンターの番号と同一)。相談対象は新型コロナの全般的なことと、かかりつけ医がおらず、倦怠感や味覚障害、嗅覚障害がある人。
発熱やせき、喉の痛みがある際、かかりつけ医がいる人はその診療機関へ、いない場合は「県発熱等診療予約センター」【電話】0570・048914、または【電話】045・285・1015(午前9時〜午後9時)への連絡を呼び掛けている。
区内感染者は累計144人
横浜市が毎週金曜に発表している前日までに確認された在住区ごとの陽性患者数。11月26日までの泉区の件数は、前週から8人増えて累計144人となった。区福祉保健課によればこの数字には他自治体で検査し陽性判定された区民は含まれていない。
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