1月28日号泉区版の紙面でも紹介した中野實さん。20年ほど前から趣味でジオラマ制作を楽しんでいる。題材にしているのは赤毛のアンやアルプスの少女ハイジなど物語のワンシーン。93歳を迎えた今でも新作を続々と生み出している。思う存分作業が出来るよう、自宅の離れに設けた専用の「工房」にはこれまで制作した作品がずらり。自宅を訪れた人には作品の一部を必ずお土産として渡しているという。
バレエや茶道など昔から何でも器用にこなしてきた中野さん。特に舞踊は地域住民に稽古をつけていたほどの実力だ。毎年必ず出展している中田連合自治会の作品展は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止に。現在は新作のアイデアを捻る毎日だ。「ここ行ったことある、なんて喜んでくれる人もいる。手先が動く限り続けたいですね」と微笑んだ。
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