泉区役所はこのほど、地域SNSアプリ「ピアッザ」を運営するPIAZZA株式会社(矢野晃平代表取締役・東京都)と行政情報の発信や地域交流に関する連携協定を締結した。
ピアッザ内に新設された「泉区・瀬谷区エリア」ページを活用し、利用者同士が情報交換するなど、地域コミュニティの活性化が期待されている。
ピアッザは、パソコンやスマホを使って事前に登録した利用者同士で地域の情報を交換し合うインターネットコミュニケーションツール。
地域を限定していることが特徴で、横浜市内では泉区・瀬谷区エリアのほかに「関内・関外」「港南区」「港北区」「金沢区」「保土ケ谷区」「旭区」「緑区」エリアが運用を開始している(3月26日現在)。
利用は無料
スマートフォンにアプリをダウンロードし会員登録すると、無料で利用できる。主な利用者は30〜40代の子育てファミリー層だが、幅広い世代に利用されているという。「おすすめランチ」「ママ交流会」「パパ交流会」などテーマ別のグループがあり、利用者同士で身近なイベントや不用品の譲り合い、子育て相談など地域に密着した情報交換が可能だ。
区の新着情報配信
また、泉区・瀬谷区エリアに登録することで泉区役所ウェブサイトの新着情報が配信される。区では、新型コロナウイルス感染症拡大によって住民らで集まる機会が減っていることから、エリアページを活用し利用者同士が情報交換するなど、地域コミュニティの活性化に期待を寄せている。
さっそくアプリをダウンロードしたという深川敦子泉区長は「対面ではないコミュニケーションで色々な人がつながることができるツール。次につながる展開が生まれたりすると面白いのではないか。年齢が上の世代の方々も、直売所で買った野菜の情報を投稿するなど試してみることで泉区らしい新しいつながりが持てるのでは」と期待を寄せた。
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