迷惑電話防止機器の説明をする警察署員（奥）
泉区内で特殊詐欺の被害が増えていることを受け、泉警察署（柴田直樹署長）は３月29日から31日まで、泉区役所１階ホールで注意喚起を呼びかける展示を行った。
会場では着信時に相手に警告音声を流せる機能が付いた電話機の案内や、録画機能付きインターホンの画像から犯人逮捕につながった例などが紹介されていた。
泉警察署によると、今年に入ってから同署管内で確認された特殊詐欺は３月31日時点で10件で、被害総額は約８４０万円。昨年同時期までと比較すると、被害金額は微減しているものの件数が２件増加している。同署生活安全課によれば、銀行各社の対応でＡＴＭから一度に引き出せる額が減ったことで被害額は減ったものの、被害件数自体はこの時期にしては多いとのこと。最近では役所を装い自宅にカードを取りに来る詐欺が増えているという。
泉警察署に聞いた取材レポートはこちら
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