2027年に旧上瀬谷通信施設(瀬谷区、旭区)で計画されている国際園芸博覧会を盛り上げようと、歌手のMay J.さんの「Flowers(フラワーズ)」が横浜花博連絡協議会(露木晴雄会長)のテーマソングにこのほど決定した。4月21日に市内ホテルで楽曲を披露し、22日から相鉄線瀬谷・三ツ境・希望ケ丘駅のコンコースで同曲が放送されている。
同協議会は国際園芸博覧会の招致実現と開催成功を目的に、地元有志らが19年9月に設立。露木会長は「地域を盛り上げ、未来を担う子どもたちのために行政や相模鉄道とも連携し、発展していけるよう活動していく」とし、今回のテーマソングについて「元気を貰える曲。この日を機に、小学校の給食時に流すなど協議会としてできることをしていきたい」と力強く語った。
サンバ調で気持ち明るく
市内出身のMay J.さんはこれまで、瀬谷区民有志らが被災地に贈った漁船「瀬谷丸」で獲れた魚を区内小学生と食べたり、瀬谷フェスティバルなどにも参加。交流を重ねてきた経緯から、同協議会のテーマソングを担うアーティストとして依頼を受けたという。May J.さんは「お話を頂いたときはとても嬉しかった。地元横浜で歌えることを光栄に思います」とコメントした。
Flowers(作曲・GIRA MUNDO(ジーラムンド)さん/作詞・堀江里沙さん)はジャズサンバ調の爽やかなメロディーで、過去から未来へ繋ぐ命の尊さをテーマにした歌詞が盛り込まれており、「気持ちが明るく弾み、色んな人に元気をとどけられたら」と語る。
相鉄線3駅のBGMにも
また、相模鉄道は瀬谷・三ツ境・希望ケ丘駅の改札口近くのコンコースで流れるBGMに、オルゴール調の同曲を採用。コンコースでアーティストの楽曲を放送するのは初の試みだという。4月から放送しており、午前9時から午後8時の案内放送の間に流れている(今年6月30日まで放送予定)。
この日は相模鉄道キャラクター「そうにゃん」も訪れ、May J.さんに花束を渡した。
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