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ジョイカンパニー 利用者の力作スタンプ化 LINEで販売、収益に

社会

掲載号:2021年5月20日号

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販売しているスタンプの一例
販売しているスタンプの一例

 中田南の地域作業所「ジョイカンパニー」では、利用者が描いた絵をメッセージアプリ「LINE」のスタンプショップで販売。コロナ禍で作業品の販路がない中、新しい収益確保の方法として続々作品を公開中だ。

 ジョイカンパニーが運営する作業所の一つ「J1」では、キャップの選別や段ボールの組み立ての受注作業のほか、手作り品の作成・販売を行っている。

 LINEスタンプ販売のきっかけは、職員の娘が買ってきた”おはぎ”。その話を聞いた利用者のひとりが、おはぎをモチーフにしたキャラクター「おはげちゃん」のイラストを制作。これを目にした関係者から「LINEスタンプにできるのでは」と提案があり、販売を決めた。

 独自のスタンプを作成・販売できる「LINEクリエイターズマーケット」のサービスを活用。利用者が描いた絵をタブレット端末で取り込み、職員が細かい修正などを加えた。

6種類を配信中

 5月17日時点で販売されているスタンプは6種類。それぞれ別々の利用者が描いたイラストが使われている。前述のおはげちゃんのほか、どこかで見覚えのある人たちの顔を独自のタッチで描いたもの、ネコやロボットといった自分が好きなもののイラストなどさまざま。普段使いできるよう「いいわね」「いまからかえります」など、利用者と職員で考えたメッセージが添えられている。このほかに、電車好きの利用者が描いた特急電車のイラストなどを今後申請予定だという。

 新作のイラストに挑戦中のユリさんは「親戚の息子さんが『かわいい』と買ってくれてうれしかった。絵を描いていると落ち着いた気分になれます」と話す。学生時代美術部に所属し、いまは時代劇の一場面を書くのが好きだという男性は「もっと他にも描いてハンコとかを作りたい」と意欲を見せた。

 スタンプ作成を主導した支援員の福本翠さんは「コロナ禍でお祭りや出張販売の機会がない中で、自分の好きなことが形になって役立つというのは利用者にとっても良い経験になったと思います」と話す。

 各スタンプとも120円で販売。手数料を除いた売上の一部がジョイカンパニーの収益になり、工賃として利用者に還元される。作品の購入はLINEアプリ内のスタンプショップで「ジョイカンパニー」と検索を。

スタンプ用の新作イラストを描く利用者
スタンプ用の新作イラストを描く利用者

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