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男女共同参画センター横浜 LINEでデートDV相談 10代・20代向け 10月試行

社会

掲載号:2021年9月16日号

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広報カードを持つ新堀相談センター長(左)と常光館長
広報カードを持つ新堀相談センター長(左)と常光館長

 男女共同参画センター横浜(フォーラム/戸塚区)が、交際相手からのさまざまな暴力「デートDV」に関してメッセージアプリ「LINE」を使った相談を試行的に実施する。10月1日(金)から15日(金)まで、土日除く2週間。市内在住・在学の10代から20代が主な対象。相談員が応対する。

 デートDVとは、恋人間で起こる、殴る、蹴る、怒鳴るなどの直接的な暴力に限らず、交際相手の携帯電話やSNSを見て行動を監視したり、性行為を強要したりする行為なども含まれる。

 フォーラムでは市との事業として10年程前からデートDV防止啓発のため中学や高校へ講師を派遣する出前講座を実施してきた。講師を委託する認定NPO法人エンパワメントかながわが行った2017年全国デートDV実態調査によると10代の交際経験者は女性43・8%、男性26・7%、うち全体の37・9%が被害経験者だという。

解決の糸口に活用を

 こうした現状を受け、フォーラムでは電話での相談は利用しづらい若年層を対象に事業を展開。今年2月から3月に市内中高生対象のLINE相談を初めて試行した。14日間での相談件数は男女合わせて12件と少なかったものの、デートDVのほか、家族や友人関係の相談も寄せられた。また土日祝日の利用はなく、相談者の移動中や待ち時間など「隙間時間」での利用が多かったという。

 今回実施する10月のLINE相談は交際経験者が多く見込まれる高校生から大学・専門学校生を想定し、広報カードを市内公立高校に全生徒数分配布。大学などにも周知を図った。

 相談に応じるのは、普段から電話や面談で全世代のDV相談を受ける相談員。SNS相談開始にあたり、ガイドライン作成や研修を行ってきた。新堀由美子相談センター長は「行動監視は『嫉妬』を超えた相手への支配といえる。好きだからNOと言えないなど、本人たちにも見えにくいのが問題。『こんなことくらい』と思わずに気軽に相談してほしい。解決のヒントを伝えられたら」と話している。

 また相談以外にも、LINE相談窓口に登録すると、デートDVに関する情報提供が受けられる。フォーラムの常光明子館長は「親世代や先生など周囲の人にも関心を持ってもらい、若者を見守ることにつなげたい」と語った。当事者以外含め電話相談【電話】045・871・8080も受け付けている((火)(水)(金)(土)午前9時30分〜午後4時、(金)は午後6時〜8時も)。

相談は二次元コードから。期間中の午後5時30分〜8時30分
相談は二次元コードから。期間中の午後5時30分〜8時30分

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