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「やってみよう!ガイドボランティア」 泉区移動情報センター(泉区社協内)
障がいがあり外出時に支援が必要な人に付き添いサポートする「ガイドボランティア(ガイボラ)」。昨年から活動中の区内在住の前田富生さん(69)に話を聞いた。
前田さんが現在行っているのは、特別支援学校に通う男子生徒の登校付き添い。週3回、自宅から学校までの路線バスを共にする。教員として特別支援学校での勤務経験のある前田さんだが「障がいのある人のことは分かっている」という意識は持たずまっさらな気持ちで生徒と向き合うことを意識している。
ボランティアを始めて「他人や社会とのつながり」「利用者・家族の役に立つ達成感」「相手に合わせた対応を行う緊張感」が得られたという前田さん。泉区のガイボラは現在、前田さんのような65歳以上の人が全体の8割を占める。「ガイボラの活動を通して、自分の周りの世界も広がります。興味関心があったらぜひためらわずに一歩踏み出してみてください」と呼びかけた。
泉区社会福祉協議会に設置されている泉区移動情報センターは、ガイボラ等支援者と利用者をつなぐコーディネートや外出支援に関する相談業務を行っている。
同センターでは2月に養成講座を実施。担当者は「初めての方も安心して活動できるよう全力でフォローします」と参加を呼びかける。
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