大矢養鶏(和泉町)
市内品評会で最優秀賞
餌にこだわり「見た目よく」
3月28日
葛野小学校そばに4月15日、保護者有志らによるこども食堂「がじゅまる」(中村葵代表=人物風土記で紹介)が開設された。月に2回、コロナ禍の当面は弁当の配食形式で実施し、収束後は近隣店舗を借りて行う予定。「フードロスや貧困がなくなるのが一番。もっと活動場所を増やしたい」と意気込む。
「こども食堂」は、地域の子どもや保護者などを対象に無料や安価で食事を提供する取組。がじゅまるは、葛野小に通う二児の母である中村さんが企画。近隣の食堂を調べ、友人や知人の協力などを得て実現させた。
配食の会場は、同小学校そばにある弁当店・LUNCH BOX=中田南5の15の7=が、軒先を提供。キッチンは踊場地域ケアプラザを借り、会食が可能になったあとは、区内地域作業所のジョイカンパニーが場所を貸すなど協力する。
中村さんは「周りの人たちに恵まれ、つながりがありがたい」と地域の応援に謝意を示す。
食材は、食品支援を行うフードバンク浜っ子南からの提供や、中村さんが個人で借りた畑のオーナーからのおすそ分けなどを活用。今後は、寄付も募りながら進めたいとしている。
50食、20分で完売
初回となった15日のメニューは、提供されたケンタッキーフライドチキンを使ったピラフ弁当。あいにくの雨にもかかわらず、用意した50食は20分で完売し、列をなすほどの大盛況となった。
今後も実施は月に2回、第1・3金曜日で、時間は午後4時30分から。次回は、あす6日を予定。子ども0円、大人400円。売切れ次第終了となる。問い合わせは中村さん【携帯電話】080・3513・0420。
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