岡津幼稚園内にある水田で6月7日、恒例の田植えが行われた。同園では園児が種籾から苗を育てて植え、10月に稲刈り、11月に脱穀、籾摺り、精米をして「みんなでつくったおこめをたべる会」で味わうまでを慣例として行っている。
17年目となった今年も例年同様、岡津小学校の5年生87人が手伝いに訪れ、素足で水田に入り、泥だらけになりながらも水田の半分に丁寧に苗を植えつけた。その後、残りの部分に年中・年長児88人が楽しみながら苗を植えていった。
同園によると昨年の収穫量は14kg、一昨年は25kg。過去にはカビが生え食べられなかった年もあったが、「自然が相手なのでそういう年もある」と学ぶきっかけにしたという。今年の苗は昨年より小さめだが「これから大きく育ってくれれば」と林奈美園長。手伝いに訪れる児童の中には在園中に田植えを経験している卒園児の姿もあり、「毎年楽しみにしている」という。児童は秋の稲刈りも手伝う。
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