先月開業した「ジョイナステラス二俣川」の支配人を務める 服部 大祐さん 旭区在住 38歳
街照らすシンボルに
○…開業日には9万3000人が来館。「二俣川駅の乗降客数が約8万人なので、想定以上の数。地域の方々に期待されていたことを実感した」と喜ぶ。”集合団地”という意味も含む「テラス」。「人々が集い、つながる場所にできたら。二俣川のシンボルとして、街を照らす存在になりたい」と胸を張る。
○…メインターゲットである30〜40代の「ハッピーファミリー層」を集めるために、イベント開催にも力を入れていく。子育て中の母親や子ども、そして地域住民主導型の3本をイベントの軸にする。「交流や学びの拠点として生活の一部にしてほしい。沿線で活動するアーティストによるイベントも開催していきたい」。住民とともに、地域資源を最大限に生かした施設を作り上げていくつもりだ。
○…二俣川小学校、万騎が原中学校出身。2014年に閉館した「グリーングリーン」は、幼いころから見ており、生活の一部だった。「母親に『グリーングリーンに行くよ』って言われると、お菓子やおもちゃを買ってもらえると期待していた」と微笑む。愛着ある施設だったからこそ、ジョイナステラスの担当に決まったときは嬉しかった。「今の子どもたちにとっても、楽しい思い出がたくさん詰まった施設にしたい」。その思いは地元への恩返しでもある。
○…小学生から高校生まで野球をしていたこともあり、今も野球ファン。休暇が取れると旅行にもよく出かけるという。最近の行き先では、「京都が良かった。街並みを見ていると、古き良きものと、新しいものが融合していて歴史の積み重ねを感じる」。景観から仕事へのインスピレーションも得る。「モットーは”向き不向きより、前向き”。当たり前のことを日々コツコツとやっていきたい」
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