横浜泉ロータリークラブの会長に就任した 四元 良一さん 中田南在住 55歳
いつもトータルな視点で
○…「私たちの存在をより知っていただくためのきっかけと気づきを提供し続けていきたい」と第一声。対外的にはもちろんだが、クラブ内でもロータリーへの理解をより深めることで、能動的な活動に一層拍車がかかるものと信じている。会員増強と拡大はどのクラブにも共通した課題だが、それによってもたらされるのは地域における奉仕活動の広がり。まさにそこを見据えている。
○…入会して5年目での会長職。この間、副幹事、幹事と経験してきたが「まだまだ自分はロータリーについて学んでいる過程」と言ってはばからない。それでも、会員の約半数が会長経験者で、他クラブから「困ったら泉クラブ」と呼ばれるほどのチームワークと雰囲気の良さが売りの同クラブでは、不安よりも心強さが先に立つ。「意見の違いにもしっかりと耳を傾け、泉の特性を生かしたクラブ運営を」と力を込める。
○…特注家具の設計・製造から施工までを一貫して手がける「株式会社四元工美」の二代目代表取締役。特注の空間づくりに妥協はなく「椅子の高さひとつとっても、わずか1cmで快適性は違う。だからこそ、トータルな視点が大事で、すべて自社で行うシステムにこだわっている」とプライドをのぞかせる。常々社員と自分に言い聞かせているのは「話を聴くのではなく、相手が何を求めているのかを聴くこと」だ。
○…中学時代からの趣味はアコースティックギター。当時からビートルズの大ファンだ。淡々とした語り口とは裏腹に、社員の結婚式では社長自らギター片手に生歌をプレゼントするなど情に厚い一面も。一級建築士として、これまで様ざまな空間をプロデュースしてきた。今年度、横浜泉ロータリーをどのように創造するか、その手腕に期待がかかる。
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