泉区は定住化や転入促進につなげようと、このほど写真共有アプリ「インスタグラム」を使った区の情報発信を始めた。アカウントを開設したのは今年10月で、保土ヶ谷・瀬谷・西区に続く4番目。
泉区はここ数年、転出者が転入者を上回っており、人口も2016年では15万3949人、2017年では15万3690人、2018年には15万2984人(1月1日現在)と年々減少傾向にある。現在のコミュニティや、地域との密接した活動を継続していくためには人口の維持が不可欠。これまでも「居住地として選ばれる泉区」を目指すために、チラシやポスターを使った定住転入の案内に力を入れてきたが、主に鉄道会社や不動産、福祉施設などの事業者向けの内容だった。
今回の取り組みは、2019年度開始予定の相鉄・JR相互直通運転や、2022年度完成予定のゆめが丘地区土地区画整理事業に合わせ、若い世代の利用率が高い「インスタグラム」を使用し、より広い世代にPRすることがねらいだ。
タグで話題共有
区内の生活をイメージしてもらうために「日常の何気ない一コマの発信を」と、20・30代の女性職員が中心となって週2回の更新を目安に運営中。また、役所側の一方的な発信では魅力は伝えきれないと、特定のキーワードをタグ化し、関心の似たユーザー同士で話題を共有することができるハッシュタグ「#住むなら泉区」を使い、区民に限らず誰でも参加できる仕組みに。
今後は、区内のイベントや、バーコード付きのポスターの掲示などでアカウントの周知を図る予定。区政推進課の長井真さんは「インスタグラムを入口に、泉区をより身近に感じてもらえたら」と話した。
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