島津友愛さん(いずみ野中2年)と牛島琉莉さん(泉が丘中2年)の2人が所属するダンスチームが、米国で開かれたヒップホップダンス世界大会で優勝し、11月28日、区役所で額田区長に報告した。
2人が出場した「WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP」には世界50以上の国から、69チームが出場。年齢と編成別にジュニア、バーシティ、アダルト、メガクルーの4部門に分かれ、それぞれのスキルを競った。
島津さんと牛島さんは共に「KANA―BOON!」のメンバーとしてバーシティ部門に出場。準決勝ではフィリピンの強豪チームに0.1点差まで迫られる苦しい場面もあったものの、予選から全て1位で優勝した。
同大会では、振り付けのエンターテイメント性やオリジナリティなどから判断する「芸術点」と、音楽のつかい方やシンクロ性、動きのコントロール力をみる「技術点」の2つの面から評価が決まる。今年度の大会から、ルール改定で、芸術点と技術点を別の審査員がチェックするようになった。これにより、ジャッジも一層厳しくなり、会場は一段と張りつめた雰囲気だったという。
昨年度の同大会ジュニア部門で銅賞を受賞し、今回初のバーシティ部門での参加だった島津さんは「技術面の差が心配だったが、先輩たちと最後まで楽しく踊ることができました」とステージを振り返った。
今回が初の世界大会出場だったという牛島さんは「緊張の連続だったが、世界各国のスキルに触れて、学べたことがたくさんありました」と話した。
2人を花束で迎えた額田樹子区長は「本当におめでとうございます。世界で活躍する中学生が区内にいることを大変うれしく思います。これからも若い力で泉区を盛り上げていってください」と健闘をたたえた。
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